生命の神話を現実にし、新しい花と実を生みだす。地理学や政治学が様々な境界をつくり、軍事力や経済力が支配する世界は終わり、生命のエチカ(倫理)を核にした新たな生命資本が増殖し始めています。生命の仕組みから学び、生命を取り戻す。
生命は途方もない時間の果てに目もくらむほどの宇宙の複雑さを凝縮したものであり、そこには物質が変容を繰り返し、ついには精神性を獲得するプロセスが明確に示されています。産業文明中心の、拡散と混沌へ突き進んできた時代は、急速に進行し始めた環境や社会の崩壊を前に大きな転換を迫られています。
山のシューレ2012の李御寧氏の「生命資本」という言葉を受けた山のシューレ2013は、これまでの5年間の成果をふまえ、私たちを根底で支え続ける生命という資本の繋がりと美を見つめながら、新しいステップへと生まれ変わってゆきます。
座学講座
生命から社会へ ── 境界のない世界を考える
鈴木健(自然哲学)、森田真生(数学)
ナビゲータ:安田 登(能楽師)
ワークショップ
高橋禎彦の公開ガラス制作
座学講座
美の創造 ── 文化・生活から、生命知を問う
向井周太郎(インダストリアルデザイン)、原研哉(グラフィックデザイン)
ワークショップ
nikissimoレモンバーベナ石鹸作り
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