2023. 7/8 sat, 9 sun

ニンゲンは、どう自分たちを耕せるか?
瓦解した世界に絶望するのではなく、それをきっかけとして世界を再構築しようという蛮勇こそが、わたしたちのエネルギーです。

ヴォルテールの『カンディード」の最後の一行
「とにかく、ぼくたち、自分の畑を耕さなきゃ」
もっと過激に、もっと奔放に、もっと楽しく、もっとアナーキーに!

2023年も、自由は、山からやってきます。
コンセプトは視覚優位の二十世紀に対して、触覚をふくめての五感の覚醒。そして、自己表現を超える、世界の受容negative capabilityの称揚です。

2023. 7/8 sat, 9 sun


岡部憲明 建築シンポジウム「建築の本源への旅、その歴史と未来の詩学」

7/8 sat|11:15~14:15

岡部憲明さんは、70年代からパリを中心に活躍され、ポンピドー国立芸術センター(1974年より)をはじめ、世界的な仕事に携わってこられました。複雑な社会的、技術的な問題を乗り越えて、深いコミュニケーションの仕事として、いかに建築がヒューマンな本質を求めるか。文明論や都市論もふくんで、建築とはいったい何であり得るのか、皆さんといっしょに、考えたいと思います。


岡部憲明(建築家)元神戸芸術工科大学教授。フランス政府給費研修生として渡仏後、建築家レンゾ・ピアノと20年間にわたり協働。関西国際空港旅客ターミナルビルの設計責任者として実現に携わる。岡部憲明アーキテクチャーネットワークを設立後、建築から小田急ロマンスカーに代表される鉄道車両まで幅広くデザインを手がけている。(写真:WPP)
新見隆(キュレーター、美術評論家、美術家)武蔵野美術大学教授。イサム・ノグチ庭園美術館学芸顧問。同美術館・図書館館長。アートビオトープ那須キュレーター。


11:15~12:15 岡部憲明 基調トーク
12:15~12:45 岡部憲明×新見隆クロストーク
13:00~14:15 立食交流ランチ
料金: 14,520円(税金・サービス料込)

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ナカムラクニオ「楽しい手仕事に還る。面白・愉快な、金継ぎ講座入門」

7/8 sat|10:30~13:00 / 14:00~16:30

7/9 sun|9:30~12:00 / 13:00~15:30

日常愛用している器、壊れたまま仕舞い込んでいる思い出の器をぜひ、ご自分の手で、気軽に直してみましょう。「金継ぎ」とは、割れや欠けの生じた陶磁器を漆(うるし)で接着し、継ぎ目を金や銀などで飾る修理法のこと。修理後の器の継ぎ目を「景色」と見立て、破損前とは異なる「趣」を鑑賞して楽しみます。また、このワークショップでは、「金継ぎ」の歴史、方法なども紹介して、日本独特の「つくろいの文化」の魅力も学びます。


ナカムラクニオ(荻窪「6次元」主宰/美術家)金継ぎ作家としても活動し、山形ビエンナーレ、東京ビエンナーレなどに参加。2021年東根市美術館で「金継ぎアンソロジー」展開催。著書は『金継ぎ手帖』『古美術手帖』『洋画家の美術史』『こじらせ美術館』など多数。


定員: 各回15名
料金: 4,950円(税込)
会場: スタジオK

※陶器、磁器限定でお一人2個まで割れた器をご持参ください。割れた器が無い場合は、事前にご相談下さい(こちらでご用意も可能ですが、素材や種類はご指定できません)

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奥野美果「自在で彫刻的な。カタマリのガラス=サンドキャストを楽しむ」

7/8 sat, 9 sun|13:00~15:30

光を透しながら 景色をとり込んで存在する「カタマリガラス」。 砂の鋳型のなかに熱いガラスをトロリと流し込む。 美しい自然を写し込むオブジェを作る。 貝殻や石などオブジェのその凸形を砂に写し取ってレリーフを作る事もできます。 お手持ちのレリーフをカタマリガラスに取り込んでみたいという方は、想い出のオブジェをご持参ください。ゆっくり1日かけて冷ましたのちに取り出してガラスと再会します。


奥野美果(ガラス造形作家)多摩美術大学卒業後、デザイナーを経てオランダに留学、帰国後から個展、公共施設設置を中心に作品制作発表。石膏型を使った電気炉鋳造を主な技法としたでガラス作品を制作。ガラス技法書「電気炉を使って」(共著)「キルンワーク」(編著/ほるぷ出版)なども出版。2017年より恵比寿にオープンスペースを併設したアトリエ<DEN +>を主宰。


定員: 各回8名
料金: 6,600円(税込)
会場: ガラススタジオ

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岡部あおみ「パリと東京・日本の戦後アートの同時代性、そして今」

7/9 sun|14:00~15:30

現代アートの最先端につねに伴走しながら、キュレーションをおこなってきた岡部あおみさん。最新の動向から、さらに伝説のポンピドー・センター「日本の前衛」展から、戦後の前衛を語ります。時代をつくった先端画廊主二代目の山本豊津さんが、貴重な思い出と豊富な経験で、応じます。

 

岡部あおみ(美術史家、美術評論家)元ポンピドー・センター研究員、元武蔵野美術大学教授、キュレーター、現代アートを中心にジャンル横断的な企画活動を続ける。
山本豊津(東京画廊代表)武蔵野美術大学卒業後、衆議院議員村山達雄氏の秘書を経て、東京画廊に参画、2000年より代表を務める。世界中のアートフェアへの参加や展覧会や都市計画のコンサルティングも務める傍ら、日本の古典的表現の発掘・再発見や銀座の街づくり等、多くのプロジェクトを手がけている。


14:00~14:30 岡部あおみ 基調トーク
14:30~15:30 岡部あおみ×山本豊津クロストーク
定員: 15名
料金: 4,400円(税込)
会場: Cafe Kantan

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オーガニックマルシェ

7/8 sat, 9 sun|10:00~15:00

野菜販売: きくち農園
特別協力: 田村種農場
会場: レジデンス中庭

※売り切れ次第終了

企画展「受け継がれるデザインの法則」

6/1 thu~7/17 mon|11:00~17:00

定休: こちらをご覧ください
会場: レジデンス宿泊棟1F、ギャラリーショップ
入場: 無料

キクマヤスナリ写真展「kanata

7/8 sat ~11/26 sun|12:00~19:00

定休: 水曜日 ※お問合せください。
会場: スイートヴィラ ライブラリーラウンジ
入場: 無料
詳細はこちら

Schule im Berg 2023


開催日:2023年7月8日(土)、9日(日)
会 場:アートビオトープ(栃木県那須郡那須町高久乙道上2294-3)
アクセス:那須塩原駅より無料シャトルバスがございます(事前予約制)

お迎え|那須塩原駅西口 発 10:30* / 12:30 / 14:30
お送り|アートビオトープ 発 11:10 / 13:10 / 15:10 / 17:10*

※アートビオトープまでの所要時間は30分程度です。出発時刻の5分前にはご乗車頂けますようお願い申し上げます。ご予約時間の変更は前日までにご連絡ください。10:30 / 17:10のバスは土日のみ運行します。